鍼灸は鍼やお灸を使って身体を刺激し症状を改善していく施術方法ですが、刺激を加える場所や深さなど考え方や流派によって様々です。
一般的には症状の出ている場所に鍼を刺したりお灸をすえたり、時には電気刺激(パルス)を加えて施術するイメージがあるかと思います。これで改善する場合もありますが、原因が他の場所にあった場合は一時的には改善するが症状がすぐ戻ってしまったり変化がなかったりします。
当院では原因となっている根っこの部分に施術を加えて全身の調子を整えてその結果、症状が改善したり健康的なお身体に変化させていく“根本施術”にこだわりがあります。
ぎっくり腰・寝違えなどの急性の症状でお困りの方には、少ない回数の施術で回復していただきたいと考えておりますが、長い間の症状であったり体質を変えていくにはそれなりの回数や期間が必要になります。通う回数や頻度については症状やご希望によって相談させていただきます。
当院では“長野式キーコスタイル”という施術方法を基本的に行っております
特徴はお腹や背中をいくつかに分けて押して痛みや硬さなどを見ます。押した部位によって例えば「免疫力の低下」「古い血液が滞っている」「胃腸や肝臓が疲れている」「糖質の摂りすぎ」「古傷」などの反応を見ていき、この反応を改善する経穴(ツボ)に鍼灸をしていきます。
このお腹や背中の反応(症状が改善しない原因)を取り除くことで全身を整えて症状を改善させていく施術方法なので、日常的な肩こりや腰痛だけでなく婦人科系、呼吸器系、神経系、消化器系といった様々なお悩みにも対応可能となっています。
新規の方で1番よく聞かれる質問としては「鍼って痛くないですか?」です。
「刺す場所にもよりますがほとんど痛みを感じないぐらい」とお答えしております。
当院の鍼の痛みが少ない理由として
1. 細くて短い鍼を使用します
2. 患部ではなく経絡やツボの考えで離れた場所に鍼をします
3. 手のひら、足の裏など痛みを感じやすい場所は極力避けます
また刺激が弱いからといって効果が少ないわけでなく、ちゃんとツボをとらえられればしっかり効果は出ます。当院ではツボがとらえられてるかお客様と確認する方法をとりながら鍼を刺していくので実感していただけると思います。
また「お灸は熱くないですか?」これもよく聞かれる質問です。
お灸をすえるなんて言葉があるくらいなので熱さを不安に思うのはよくわかりますが、当院でのお灸は熱くないので安心してください。
厳密に言えば熱くもできるし、そうじゃなく調整もできるとゆうことです。
また熱くなきゃ効果はないんじゃないかと思われそうですが、これもそんなことはなくフレア反応といってお肌がほんのりピンク色なるくらい温まれば良いとされています。
子どもでも受けられるぐらい当院の鍼灸は痛みや熱さが少ないのが特徴です。
鍼については当院では直径0.12~0.18mm程度の鍼を使用しています。これは髪の毛と同じくらいの太さなので病院で行う注射よりはずっと細いもので刺すときの痛みは場所にもよりますがほとんど感じないくらいです。
また使用する鍼は滅菌消毒がされていて使い捨てとなっていますので、他のお客様からの感染といった心配はありません。
お灸で使うもぐさも昔のように焼ききることはしないで途中でとめて火傷しないようにしています。また台座灸といってお身体ともぐさの間に台があるものを使用しこれも火傷しないようなものとなっております。
鍼灸用の着替えのご用意がありますので施術前にこちらに着替えていただきます。
清潔に安心して施術を受けていただけるように準備しております。